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【アウトソーシングほっとニュース】オンラインストレージの選び方/2024年2月のまとめ

オンラインストレージとは

オンラインストレージは、インターネット環境さえあればどこからでもファイルにアクセスできる、たいへん便利な情報共有手段です。(クラウドストレージ、ファイル共有サービスとも呼ばれています)

ユーザー一人ひとりがアカウントを登録し、アクセス権限のあるユーザー以外は自身のデータや共有ファイルにアクセスできない仕組みで、スマホ端末の容量不足解消手段が使い始めのきっかけ、という方も多いことでしょう。

個人向けオンラインストレージ

個人向けオンラインストレージの2大巨頭と言えるのが
 
Googleドライブ
 
 Windows PCAndroidスマホのユーザーならば無料で15GBまで利用可。
 
iCloud drive
 
 iPhoneiPadMacユーザーにはお馴染み。

ほかにもWindowsに組み込まれているMicrosoftOneDriveDropboxMEGAなどなど、豊富なラインナップから気軽に選んでお試しできますね。

法人向けオンラインストレージ

法人向けオンラインストレージに求められる機能

さて、法人向けのオンラインストレージを選ぶとなると、ガラリ様相は変わってきます。
 
「手軽に」「便利に」「大容量」よりも重要となるは「堅牢なデータ保管」「高度なセキュリティ」となるからです。

まずは、災害時にも安心なデータバックアップ機能による紛失リスク対策。さらに強固なセキュリティ対策は、最も注目しなくてはならない課題です。

法人向けのサービスであれば、2段階認証・ワンタイムパスワードを伴うログイン機能のほか、たとえば「アクセス出来るのは会社から貸与した端末のみ」であるとか、「指定の通信回線でなければアクセス不可」といった制限を設けることも可能です。

加えて、「いつ誰がどこからアクセスし、何を行ったか」までを記録するログ機能があれば、万が一情報漏洩問題が発生した場合にも流出元を特定することができ、また予めその機能が備わっていることを従業員に伝えておくことで、問題発生の抑止力にもなります。

手厚いサポート体制が整っていればさらに安心です。外資系サービスの場合、サポート用のWebページがすべて英語表記、問い合わせ受付も専用フォームのみというケースは珍しくありません。日本語での電話サポートが可能か否かは契約前に確認しておきましょう。特に専任のシステム担当者がいない中小企業では大事なポイントです。

シェア率の高い法人向けオンラインストレージ(2024年2月時点)

20242月現在に於けるシェア率の高い法人向けオンラインストレージは下記の通り。
 
Google Workspace
 
box
 
Dropbox Business
 
OneDrive for Business
 
セキュアSAMBA
 
KDDIファイルストレージ など

契約後に使い始めてみたら「やっぱりコレじゃなかった」と、大量データを別サービスへ移行するのは予想以上の労力を要します(費用面でも)。
 
無料試用期間は各社用意されていますので、まずはお試し登録をし、使い勝手や機能、料金体系を「中長期的な目」で比較検討され、最適なオンラインストレージを選ぶことが重要です。



この記事を書いたのは・・・

社会保険労務士法人エスネットワークス
特定社会保険労務士M・K

事業会社での人事労務キャリアを活かし、クライアントの労務顧問を務めている。労働法をめぐる人と組織に焦点を当てる「生きた法」の実践をモットーとし、社会保険労務士の立場からセミナーや講演を通して、企業に“予防労務”の重要性を呼び掛けている。日本産業保健法学会会員。

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